令和7年度税制改正

令和7年度税制改正|法人税の要点

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法人課税では中小企業支援の延長・見直しと、防衛特別法人税の創設方針が主要項目です。支援対象と新たな付加税の課税対象を分けて把握しましょう。

この記事は2024-12-20に公表された令和7年度の与党税制改正大綱をもとに、法人課税の主な変更を整理したものです。大綱は改正の方針であり、その後の法案成立や施行とは段階が異なります。与党の公表資料で当時の内容を確認できます。

中小企業税制と防衛法人税を整備

変更点を読むときは、対象となる人・会社・取引と、何が変わるかを先に整理すると分かりやすくなります。新設、延長、要件変更、検討事項を同じ扱いにしないことがポイントです。

制度の対象と変更点

中小企業の軽減税率の特例や経営強化税制等を見直す方針です。一定の高所得の事業年度や通算法人などの取扱いが変わるため、資本金だけで中小企業特例を一律に利用できるとは判断しません。

併せて押さえたい仕組み

防衛特別法人税は基準法人税額から年500万円の基礎控除額を差し引くなどした課税標準に4%を課す方針です。売上や所得の全額に4%が上乗せされる税ではありません。

令和7年度の確認ポイント
確認する順序確認する内容
1.主な変更中小企業税制と防衛法人税を整備
2.対象の判定本人・家族・会社の区分、対象財産や取引、所得や金額の条件
3.時期の判定防衛特別法人税は令和8年4月1日以後開始事業年度を想定します。令和7年度大綱で決まっても開始は同年度とは限りません。
4.記録と申請取得・支払・贈与等の事実を示す資料と、制度ごとの申告・届出

自分への影響を具体例で確かめる

制度名が似ていても、誰が何をしたかによって適用関係は変わります。次の例のように、自分の事実を制度の条件へ一つずつ対応させると、次に調べる点が明確になります。

判断の例

会社の利益見込みを作る経理担当者は、法人税額を計算してから付加税の対象を判定します。中小企業の設備投資は計画認定や対象設備の条件を確認し、新税の予測とは別に管理しましょう。

準備する情報と確認先

  • 事実と日付をそろえる。金額だけでなく、契約、取得、支払、贈与などがいつ行われたかを記録します。複数の年度にまたがる場合は一覧にし、対象期間に入るかを判定します。
  • 必要な手続きを確かめる。申告や届出、認定を要する特例は、対象条件を満たしていても手続きの確認が必要です。原本の注記と、申告先・金融機関・認定窓口が案内する書類を対応させます。
  • 他の制度との関係を確認する。別の特例との選択、併用、控除上限などがある場合、制度を一つずつ計算してから比較します。名称だけから同時に使えると推測しないことが重要です。

改正年度と適用時期を区別する

「令和7年度の改正」は、すべての変更がその年の1月や4月から適用されるという意味ではありません。公表、法改正、施行、適用の順に確認すると、過去の資料を誤って現在の取引に使うことを防げます。

見落としやすい点

防衛特別法人税は令和8年4月1日以後開始事業年度を想定します。令和7年度大綱で決まっても開始は同年度とは限りません。

実際の申告では、対象となる年分・開始事業年度等の法令と、その後の改正を照合してください。まず当時の変更内容を理解し、次に自分の対象時期を確かめる順序で進めると、必要な資料と手続きを整理できます。

出典

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